株式投資のプロって誰?信用していいの?

しげるです。

投資におけるプロにはどんな人たちがいるのか。

評論家、金融機関のアナリスト、ストラテジスト、エコノミスト、証券会社の営業マン、など多岐に渡ります。(株式投資で生活している個人投資家は今回は省きます。)

こうした方々は大変な情報通であり、権威であり、一般の投資家がこうした人々を頼りにしたいという気持ちは分かります。

しかし、本当に「プロ」と呼ばれる人たちの言っている情報を鵜呑みにして投資をすることが、あなたにとって最善の選択なのかと言われれば、答えは「ノー」です。

プロと呼ばれている人のほとんどはサラリーマンという現実

アナリストやストラテジスト、証券会社の営業マンなどは、顧客に対し、また、雑誌やメディアなどで仰々しく株価予想や個別株の成り行き、解説などをし、御大層なレポートなどを発行したりします。

しかし、彼らも会社員であり、組織の一員である以上、いくら公正・精緻な分析を謳おうが、組織全体の利益向上に尽くすような営業的なバイアスがかかっており、歪んだ形の情報が出ることも疑うべきです。

会社が株を使って利益を上げたいのに、その株をこき下ろすばかりではそんなプロは組織にとって必要ないですからね。

我々は、彼らがなんらかの利害関係を持っていることを頭の片隅に置いたうえで、彼らの出す情報は参考までに聞くのが正解です。

株を勧めてくる人がいたら絶対に聞くこと

しげるは、20代のころ銀行の窓口で預金口座を開設しに行った際に、窓口のお姉さんから「当行で最近出している投資信託商品についてご説明してもいいですか?」と言われ、無知だったこともあり説明を全て聞いてしまい、あろうことか30万円分購入してしまった過去があります。

実はこれが会社の持ち株会を除いて、しげるの初めての投資です。

そしてその後、その投資信託商品はみるみる基準価格を下げ、元本割れし、3万円の損切りすることになりました。

投資額自体が少なかったこともあり、損失額はそこまで大きくありませんでしたが、この経験で痛いほど分かったのは、「なぜ銀行の言うことを鵜呑みにしてしまったのか。」ということです。

今だったら考えられませんが、当時は「銀行で働く人」=「お金のプロ」と変換してしまい、無条件に先方の言うことを信用してしまっていました。

しかし、この苦い経験以降、同じように投資商品の勧誘があったら必ずこう聞くようにしています。

「あなた自身はこの商品を購入していますか?その利益は?投資基準は?」

証券会社や銀行など、金融機関にお勤めの方々は、株式の売買に対して非常に制限が多く、持ち株を除いて個別株を売買することが非常に困難です。

(投資信託については規制が緩いみたいですけど、VOOなどのS&P500インデックスファンド以上に優れた商品はありませんから、投資信託系の勧誘は問答無用で却下です。)

つまり、彼らがいくらプロであることを公言しようが、それは自分のお金を投資をして利益を出した結果を伝えているのではなく、会社の資金を運用して結果を出しているにすぎません。

自分の虎の子の資産を運用している人に対し、毎日数億円の【会社の】お金を運用している人が、その人の立場に立って適切なアドバイスができるとは思えません。(証券会社や銀行員を決して陥れようとしているわけではなく一意見としてです。)

なぜなら彼らの商売は、顧客の虎の子の資産を自分の会社が扱う商品に投資してもらって、手数料収入、信託収入、売買手数料を吸い上げることが狙いだからです。

これは彼らがサラリーマンである以上ノルマもありますので仕方のないことです。
彼らも決して悪気があるわけではないはずですから、購入判断をしたのは全て自分自身の責任です。

最後に頼れるのは自分だけ

様々な株式投資の商品購入ページや、本ブログを含め投資関連のブログなどの免責事項にも書いている、
「投資その他の最終的な決定は、ご自身の判断と責任でお願いいたします」
という文言、これは決して使い古された定型文ではなく、大事な文章です。

数十万円、数百万円という大金をリスクにさらすわけですから、自ら真剣に考え、自己責任で株式投資を行うことが当然です。

しかし、日本人の投資行動はまだまだその認識が甘いように思えます。

証券会社の営業マンや株で生計を立てている人に対して、安易に「何かいい銘柄ない?」と聞き、薦められままに投資してしまう人がまだたくさんいます。

自らの投資行動に対して判断基準とルールを持ち合わせていないと、人の意見にいつまでも左右され、無駄な手数料コストなど様々な場面で搾取され続けます。

こうした行動の要因としては、やはり自分の知識に自信がないことが大きいと思います。

証券会社の営業担当者や評論家など、いわゆるその道のプロと呼ばれる人々は、業務として調べ、色々な見解を伝え聞き、あるいは自ら作成し、投資家に伝えたり、新聞や雑誌、ラジオ、テレビなどのマスコミ媒体を通じて見解表明を行っています。

一見すると合理的な解説、そして見事なセールストークのため、確かにこうした情報に飛びつきたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、こうしたプロの意見は「疑い」を持って接し、自分なりに十分に検証すべきです。

プロの情報には手垢がついていて、多数が持っている情報です。
その情報を鵜呑みにしても、その他を出し抜くことなんてできませんし、その他と一緒に共倒れすることもあります。

全ては自己責任ですし、分からなくて、分かろうとする気がないのなら株式投資はするべきではないです。

それでは。

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茂(しげる)

茂(しげる)

1980年代生まれの30代サラリーマン。 普段は部下を率いて会社で真面目に働いてます。 でも隙あらばブログ記事書いてます。 米国株式投資、住宅取得、家計、ブログ運営を通じた資産形成について発信しています。 目標は金融資産1億円で、配当をはじめとした不労所得で生活することです。