資産形成の始め方 2

2020年6月18日

しげるです。

前回のエントリーでは、資産形成のStep1として人生の目標をまず作ることが大切ということを書きました。
今回は、資産形成に向けてあなたがすべきStep2について書いていきます。

Step2 まずは最低限の貯蓄を作る

資産形成と聞いて一番最初に思い浮かぶのが、「貯蓄」ではないでしょうか。その考えはまちがっていません。貯蓄があって、初めて資産形成の基礎が固まります。

「キャッシュ・イズ・キング」(現金は最強だ)というのは、投資の世界で相場暴落時の格言ですが、手持ちの投資対象を売って、現金に換えておくことが最も安心という意味です。

資産形成において現金貯蓄があるというのは、心の余裕が全く違います。子供がいる世帯であれば、急な出費などが多いでしょうから現金貯蓄は必須です。

よく投資関係のブログや記事などを書いている人で多いのが、「現金保有率を全体の資産の1割にして、残りは投資に回すべき」というものですが、これは少し偏った考えかなと思ってます。

現金貯蓄を必要最低限持っていれば、その後の月々の家計の現金貯蓄と投資の割合は1:9でもいいですが、まだ現金貯蓄がそこまでないのであれば、まずは手取り年収の半年分から1年分は貯めたほうがいいです。

これを見ると、30代であれば、300万円~350万円くらいは現金で持っていたいところです。最低半年分と考えて150万円~200万円というところでしょう。

一応貯蓄額も全国平均を載せておきます。

30代は400万円の貯蓄となっており、意外に貯めてるかもしれません。まぁ中央値を見ないと何とも言えませんが。あとは、ライフステージによっても変わりますよね当然。

しげるみたいに、家を購入したり、車を購入する人は頭金などで現金が一時的にガッツリなくなることもあるので、一概には言えません。

30代であればまずは300万円の貯蓄を一つの目標としましょう。
この300万円を何かあったときの「生活防衛資金」とします。

手取り年収の1年分あれば、会社の給料が突然下がったり、自分や家族の身になにかあっても立て直す時間が確保できます。

生活防衛資金である300万円以外の現金貯蓄については、直近3年で使用する確度が高いものを下記のようにリストアップしてください。

・出産、育児費用
・親族、友人の結婚式のご祝儀
・家の頭金、家具家電、引っ越し代
・子供の入学金、学費
・車の買い替え費用

これらは現金で払う可能性が高く、300万円とは別に用意したほうがいいでしょう。
「直近必要資金」とでも名付けましょうか。

どうしても今すぐお金が必要というときは300万円の中から拠出してもいいですが、3年以内には生活防衛資金は300万円に戻したほうがいいです。

つまり、30代の場合

現在の貯蓄—(生活防衛資金(300万円)+直近必要資金(α万円))=余裕資金●万円

という式が成り立ち、この「余裕資金」を使って株式やブログなどの運用を通じて資産形成をしていくことになります。つまり、余裕資金=運用資金ということになります。

ちなみにしげるの場合、手取り年収は約720万円、支出が毎年約450万円なので、生活防衛資金を支出1年分とし、直近必要資金は、家の頭金、家具・家電、引っ越し代、車の購入費を含め550万円と設定しました。

しげるの場合

現在の貯蓄(700万円)—(生活防衛資金(450万円)+直近必要資金(550万円))=余裕資金△300万円

余裕資金がマイナスの結果になってしまいました。

しかし、余裕資金がマイナスだからと言って慌てないでください。
直近必要資金は直近3か年で必要になるであろうお金ですので、3年以内にプラスに転じることが見込めるのであれば問題ありません。

しげるの場合は、毎年200万円の貯蓄ができておりますので、1年半でプラスに転じます。

また、株式投資については、毎月買い増していくことをルールとしているので、買わない場合は機会損失になりますので、毎月の貯金額と投資額を8:2にして両方を積み上げていっています。

直近必要資金は家の購入における頭金が大部分なので、支払いが終われば貯蓄はまた増えていきますのでそこまで心配していません。

このように余裕資金がマイナスだからと言って何も資産形成ができないかというと、そうではなくて毎月の家計を見極めながら貯蓄を増やしつつ、余裕資金(=運用資金)も増やしていくやり方もあります。

また、「生活防衛資金」も立派な現金資産です。必要額が貯まったら、なるべく手を付けずに、貯蓄をする場合は「直近必要資金」として積立てていきましょう。

ということで、生活防衛資金と直近必要資金を作るために、まずはひたすら貯蓄に励んでください。

次回は、Step3として、余裕資金を使って株式などの資産を形成していくことについて書いていきます。

それでは。

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茂(しげる)

茂(しげる)

1980年代生まれの30代サラリーマン。 普段は部下を率いて会社で真面目に働いてます。 でも隙あらばブログ記事書いてます。 米国株式投資、住宅取得、家計、ブログ運営を通じた資産形成について発信しています。 目標は金融資産1億円で、配当をはじめとした不労所得で生活することです。